AgriLook®農業情報サービス

AgriLook®[アグリルック]は、効率的に 高品質な農作物を安定的に生産するための、人工衛星を利用した農業ICTシステムで、効率的な精密農業を実現します。 人工衛星からのタイムリーな情報や集計された記録の活用を活用し、年間を通じて圃場の「今」を把握します。

  アグリルックは、最新鋭の人工衛星技術を用いた営農支援システムで、日々刻々と変化する作物の生育状況や栽培環境を的確にモニタし、高品質な農作物を効率的・安定的に生産するための農業をサポートします。利用に必要なのはインターネットにつながるパソコンのみで、AgriLookのWebサイトにアクセスすると、生育状況マップ、気象メッシュ情報、栽培履歴データベースの閲覧やデータ登録が可能です。また、任意の圃場を選択すると、選択された圃場の生育状況や気象要素の推移をグラフ表示し、過去データと重ねて表示しながら生育状況を確認することも可能です。
 衛星で調べた生育トレンド情報により生育の早さや葉色の変化など生育状況が分かる情報が得られます。また、生育トレンドを見ながら必要に応じて中分解能衛星データを取得し、圃場単位の葉色マップ、食味マップを作成して施肥管理、病虫害・気象災害対策、区分収穫などに利用することにより、時系列的・空間的栽培管理を実現します。

AgriLookコンテンツ例

■圃場ごとの生育トレンド・発育予測

 毎日観測されている衛星データから、旬単位に生育状況の画像を作成し、画像表示、任意の地点の生育変化グラフ表示が可能です。・他年度の生育状況のグラフを併せて表示することにより、年度間の生育の推移の比較が可能です。・品種、移植日を入力することにより、幼穂形成期、出穂期、成熟期の予測が可能です。(過去データを利用したモデル調整機能)・毎日の気象情報により、出穂期、成熟期の予測日は更新されます

※戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で構築された農業データ連携基盤(WAGRI)の発育予測APIを利用しています。

気象データ(メッシュ・グラフ・各種予測利用)

 気温(日平均、最高、最低)・降水量・風速・日射量をマップに1kmメッシュで提供致します。気象データはグラフ上に表示して過去と比較する事はもちろん、出力出穂日など任意の日からの積算気温を計測する事も簡単に行えます。
また、発育予測と気象データを組み合わせ高温障害や病害虫の注意情報をマップ提供致します。
データをCSVファイル形式で出力する事も可能です。

※気象データは農業データ連携基盤(WAGRI)の気象APIを利用しています。


各種予測マップ

葉色予測マップ
衛星画像を使用して約10日後の圃場ごとの葉色(推定SPAD値)薄さをカラー表示します。
食味推定マップ
水稲の刈り入れ前の衛星画像を使用し、食味の予測マップ(玄米蛋白含有率)をカラー表示します。

 

※ほかのコンテンツもご用意しております。

※マップ提供時の圃場図(ポリゴン)は農業データ連携基盤(WAGRI)の筆ポリゴンAPIを利用しています。

詳細はお問い合わせください。

▶カタログ「AgriLook」pdf