Metashape Professional版のVer1.8以前のバージョンをお使いのユーザ様は、ライセンスシステムが使用できなくなるため、ライセンスのアクティベートとディアクティベートが2023年12月21日以降ご利用できなくなりますことご注意ください。既に認証されている場合は引き続き、Ver1.8以前もご利用できますが、他のPCにライセンスを移行する場合はVer2.0以降をインストールしていただく必要があります。
※Standard版についてはライセンスシステムに変更がないため、Ver1.8以前でも2023年12月21日以降もライセンス認証・解除が可能です。
Metashapeバージョン2.0リリース 2023年1月
●バージョン2.0の主な追加機能
▶レーザースキャンデータ(地上・航空LiDARデータ)の処理方法を変更
Ver2.0では、地上および航空LiDARデータの処理が改善され、これまでは高密度クラウドとして表示することにしか利用できなかった航空LiDARデータが撮影画像や地上LiDARデータと共に処理に使用できるようになりました。 ▶航空LiDAR点群に対する地上点分類の改良
Ver2.0では、LiDARデータを取り込む際にリターン番号、タイムスタンプ、行/列インデックス、強度、スキャン角度、ソースIDといった属性情報を新たに取得できるようになりました。これにより属性情報がある場合は地上点分類がより精度良く行るようになります。
▶DEM編集追加
Ver2.0では、 DEM編集ツールが利用できるようになりました。編集されたDEMはオルソモザイク画像構築時などに適応され、歪みや穴などを修正することが可能になります。エッジ編集(境界線の作成)機能では屋根のエッジ部分などの歪みをなくし、高低差があるオルソモザイクをキレイに作成できます。穴埋め機能は駐車された自動車を取り除いて地面を平らにする、水域などの穴が空いた領域を埋めるなどが行えます。DEMの編集はポリゴンまたはポリラインを用いて適応箇所を選択できます。

2023年9月18日 バージョン2.0.3にアップデートしました。
2023年6月5日 バージョン2.0.2にアップデートしました。
2023年3月14日 バージョン2.0.1にアップデートしました。
2023年1月10日 バージョン2.0の詳細な追加機能はこちら
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▶MetashapeVer.2.0カタログ.pdf
▶Ver2.0日本語マニュアルの ダウンロードはこちら
※Professional版をお持ちのユーザ様のみ
▶最新版インストーラ(Ver2.0.3) ダウンロードはこちらから
※ご使用のパソコンのOSにあったソフトウェアをダウンロードしてください。
***30日間トライアルのご案内***
①お使いのOSに対応するインストーラを選択し、実行してください。
②インストールが完了するとライセンスアクティベート画面が表示されますので
「Start a free 30-day trial」を選択し、「OK」をクリックします。認証後、30日間ご使用いただけます。(このソフトは、ネットワーク認証が必要です。)
③日本語メニューにする方法
メニューバー⇒Tools⇒Preferences...を選択するとMetashapePreferencesウィンドウが開きます。User InterfaceのLanguageより「Japanese」を選択し「OK」をクリックすると日本語メニューに変わります。
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Metashape(メタシェープ)は、ドローンにより空撮(ステレオ撮影やオーバラップ撮影)したデジタル画像から、高精度DSMやオルソモザイク画像、鳥瞰図、3Dモデルを作成するソフトウェアです。手持ちなどの近接撮影の場合は、オブジェクトの3Dモデルが作成できます。画像の位置合わせや3Dモデルの作成処理は自動化されており、簡単な操作で数千枚の画像の一括処理が可能であり、頻雑な操作は必要ありません。 Metashapeは、多くの研究機関、測量会社、大学等で活用されており、政府の「スマート農業ICT」、「i-Construction(アイ・コンストラクション)」推進に伴い、アグリビジネス・建設業界等でも導入が進んでいます。
製造元:Agisoft(アギソフト)社(ロシア)
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弊社でご購入のユーザ様は以下の保守サービスが含まれます。
■保守期間:Ver2.xまで
■保守内容:
1)Ver2.xまで無償アップグレード/サポート(電話,メール)
2)Ver2.xまでの日本語マニュアル更新版
■ご提供媒体:CD-ROM
1)ソフトウェアライセンス(Windows,Mac,Linux)
2)日本語操作マニュアル/英語操作マニュアル
※単に英文を日本語訳したものではなく、実際に空撮した画像や、
スクリーンキャプチャ画像を使い詳細に説明してあるほかに、
英語版のマニュアルで記述がない部分も詳細にカバーしています。
3)Python reference.pdf 4)Changelog.pdf
5)Phantom4RTK標高変換ツールソフト
ジオイオドコン「GeoidCon」(弊社オリジナル)付属 |
MetaShapeの機能・特徴
■可視・近赤外カメラなど様々なタイプのカメラ画像に対応
■カメラ情報による画像のキャリブレーション補正
■動画画像から3Dモデル及びオルソモザイク画像作成
■外部点群(高密度クラウド)のインポート
■マルチスペクトルカメラ撮影画像の反射率変換
■深度マップに基づいた詳細な3Dモデル生成
■GCPの追加による位置情報の修正
■マスクによる指定領域処理
■高密度クラウドの自動分類が地面/建物/植生/道路/車/人工の6クラスに対応
■指定領域の体積、表面積の計算
■バッチ、pythonスクリプトによる自動処理
■クラウド処理に対応
■
Phantom4RTK標高変換ツール付属(弊社オリジナル)
■Windows/Mac OS/Linuxマルチプラットフォーム対応
■レンズキャリブレーション機能「Agisoft Lense」
■メニューの日本語対応
■
日本語操作マニュアル完備(弊社オリジナル)
●Phantom4RTK標高変換ツール「GeoidCon」ジオイドコンについて (弊社オリジナル付属ソフトウェア)
現在、ドローンで撮影された画像位置の計測精度がcmレベルで取得可能になったPhantom4 RTKが販売されていますが、取得される高さ情報が「楕円体高」になっているため、標高に変換するにはジオイド高を差し引く必要があります。弊社では、国土地理院様のジオイドモデルを用いて楕円体高から標高に変換するツールをご提供しております。
※ジオイド・モデルについて
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。(承認番号 令元情使、 第267 号)」
Metashapeプロダクトの種類 Standard版とProfessional版
▶Standard版・・・ポイントクラウド(点群)の作成、3Dモデルメッシュの作成、鳥瞰図の作成ができます。
▶Professional版・・・Standard版の機能に加え、位置情報(GPS)の付与、DSM画像の作成/出力、オルソモザイク画像作成/出力、座標系の指定、マルチスペクトル画像の処理、Pythonスクリプトの実行ができます。
機 能 |
Standard版 |
Professional版 |
ポイントクラウド(点群)の作成・出力 |
〇 |
〇 |
3Dモデル(メッシュ)の作成・出力 |
〇 |
〇 |
テクスチャの張り付け |
〇 |
〇 |
バッチ処理 |
〇 |
〇 |
マージ処理 |
〇 |
〇 |
動画インポート |
〇 |
〇 |
高密度クラウドインポート |
〇 |
〇 |
位置情報の取り込み(GPS, GCP) |
ー |
〇 |
座標値の設定・変更 |
ー |
〇 |
ポイントクラウド(3D点群生成)の分類処理 |
ー |
〇 |
デジタル標高モデル(DEM)の出力 |
ー |
〇 |
オルソモザイク画像出力 |
ー |
〇 |
処理レポートの出力 |
ー |
〇 |
マルチスペクトル画像処理 |
ー |
〇 |
Pythonスクリプト対応 |
ー |
〇 |
ネットワーク処理 |
ー |
〇 |
Agisoft viewer |
ー |
〇 |
オルソモザイク・DEM/DSM表示 |
ー |
〇 |
等高線生成・保存 |
ー |
〇 |
ラスター演算機能 |
ー |
〇 |
反射率変換 |
ー |
〇 |
クラウド処理に対応 |
ー |
〇 |
Phantom4RTK 標高変換ツール(弊社オリジナル) |
ー |
〇 |
人工衛星画像対応 |
ー |
〇 |
フライトミッションプランニング機能 |
ー |
〇 |
地上レーザースキャナー対応 (V1.7から対応) |
ー |
〇 |
送電線自動検出機能(V1.7から対応) |
ー |
〇 |
Metashapeライセンス形態 スタンドアロンライセンスとフローティングライセンス
▶スタンドアロンライセンス…1ライセンス1PCで使用できるライセンスです。
▶フローティングライセンス…企業等のネットワーク環境下において、購入されたライセンス数の上限までを不特定のマシンで使用できるライセンスです。
処理手順
推奨動作環境
OS: Windows 10以降(64bit),Mac OS X Mojave以降,
Debian/Ubuntu with GLIBC 2.13+(64 bit)
CPU: Intel Core i7 or AMD Ryzen 7プロセッサ メモリ: 32GB以上
グラフィックボード: NVIDIA GeForce RTX 3080相当 or AMD Radeon RX 6800 相当
※Metashapeで処理可能な画像枚数は、CPUのメモリ容量に依存します。たとえば、1枚の写真サイズが10メガピクセルの場合、2GBのメモリで20~30枚の処理が可能です。12GBのメモリの場合は、およそ200~300枚の処理が可能です。
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